Dr.レイチェルについて

私は静岡県の海とお茶畑に囲まれたのどかな田舎で育ちました。

私の両親は共に医師の家系でした。

代々続く家系だったので、子供の頃から将来は医師になることが当たり前と言った圧力を感じながら育ちました。

幼少期は外で遊ぶことが大好きでしたが、遊んでいたら怒られると、家で大人しく過ごすことが多かったです。

小学生からの塾通いもあり、土曜、日曜も休みはなく、他の友達と比較し遊ぶ時間が少なかったかもしれません。

高校卒業後、医大に入学し親元を離れると今まで送ることのできなかった自由で充実した生活を楽しみました。

しかし、自由になったはずなのに心のどこかで苦しさと自分を偽って生きているような感覚がありました。

最終的に医学の道を選んだものの、本当にこれでよかったのだろうかと悩んでいたのでした。

一方で、そうは言っても親の期待通りの人生を生きていかなければならないという諦めのような気持ちもありました。


卒業後は出身大学の病院に勤務しました。

研修医期間中は様々な科で学びましたが、どういう訳かいつも癌の患者さんを診る機会が多くありました。

そこで自分と変わらない20代30代の方が末期癌となり、

家族関係や自分のことについて悩み葛藤する姿を目の当たりにしました。

また誰もが羨むような経歴の方でも

末期がんになって自分の人生に後悔をし、こんなはずではと打ちひしがれている姿を見ました。


ここで出会った人との経験から、人が幸せに生きることとはどういうことなのか、

後悔のない生き方とはどういうものなのか考えるようになりました。

「私にできることは何だろう。」

そう考え始めると通常の医療だけでは全然足りないと感じるようになりました。


どうしたら人は楽になれるのか、生きることが幸せだと思えるのか

そんなことばかり考えていました。


そんな私自身、当時は勤務が忙しく、自分の家は寝るためにあるような暮らし方をしていました。

患者さんの生きることが辛いという気持ちをなんとかしたいと思いつつ

日常の業務のをこなすのが精一杯の毎日です。

心の中で悩みながらも、なんとか自分も周りと同じように社会に適応して生きなければと

仕事をすることを優先しました。

そして気がつくと自分自身、心と体のバランスを崩してしまいました。

最終的には大学病院で働き続けることが難しくなりました。

そんな自分を本当にダメな人間だと思っていました。


しかし、この経験がきっかけであることに気がつきました。

私は、患者さんに対しては悔いのない人生を送るにはどうしたらいいかと考えながら

自分に関しては、周囲や親の期待ばかりを気にして思い悩んでいたのです。


そんな自分の経験から人生を幸せに生きることを追求しながら、

多くの人にも自分らしい生き方ができるようにサポートしようと決意しました。


大学病院を辞め、クリニックで外来診療、訪問診療を行い

末期癌のターミナルケアや寝たきりの方のケアに従事し

同時に心のことについて学びました。

自分も周りの人も幸せに生きる方法を模索していました。


そんな時に、幼少期のトラウマからできた思い込みやネガティブな感情の滞りが

大人になっても自分の行動や考え方などに影響し、

生きづらさを感じたり、肉体の滞りにも影響していると知りました。

このトラウマはバーストラウマ、インナーチャイルドと呼ばれるものです。

これは知らず知らずに身につけた思い込みでもあります。


人生は自分の思うようないかないという思い込み

自分は人から愛されていないという思い込み

自分らしくいると人から否定されると言う思い込み

知らず知らずのうちにたくさんの思い込みを抱えています。


私自身、トラウマから解放され、自分の本当に思っていることがわかりはじめ、

自分が本当にやりたいことを見つけました。


現在は医師を続けながらカウンセラーとして活動中です。

多くの人が心と体の健康を取り戻し、生き生きと楽しく過ごせるようなサポートをしています。



好きなもの


海、山、自然、公園、美術館

動物(犬、猫、うさぎ、イルカ、魚、マンタ、白鳥)

ダイビング、登山、ヨガ、歌を歌う、絵を描く、散歩、ドライブ、サーフィン、海で遊ぶ

おいしいものを食べる

おいしいごはんをつくってみんなで食べる

好きな映画 フィフスエレメント、スターウォーズ、ジブリ